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第518回理事会報告(その2)

【6】定款改正、法人問題

 定款・規則等改正審議会の委員長にJA3HXJ長谷川氏が就任、短期決戦で修正案を作成し、11月に臨時総会を開催して定款改正案の承認を求めることになりました。委員に私と前田氏が加わるようですが委員の構成は未定です。  なぜ臨時総会を開催しなければならないのか、来年5月の通常総会で修正案を提案しても時間的に間に合うではないかと質問しましたが、来年では色々な案内書や議題などが集中して会員が混乱するという、おかしな説明がありました。私は法人移行への事務手続きのタイムリミットの為かと聞きました。だとすると、多額の費用が掛かる臨時総会を開く必要もないわけです。 しかし、そうではないとの答えでした。 納得できませんでしたが殆ど全員の賛成があり私も同意致しました。しかし、今考えれば、たとえ私の主張がとおらなくても臨時総会開催は反対だとすべきでした。申し訳ありません。

 臨時総会は11月21日に寝屋川市市立会館で開催です。それまでの段取りは以下の通りです。

   7月から3回程度の委員会を経て改正案をまとめる。
   9月4日/5日の臨時理事会で決定。
   9月25日/26日に、臨時評議員会を開催。
   11月21日に臨時総会を開催し、定款改正についての承認を求める。

 その後は、来年4月/5月に新法人の社員選挙を実施。5月下旬に従来形式の最後の総会を開催します。この総会は大阪で開催されます。場所は未定です。

 この通常総会の開催地についての議論中、1000万もかかる総会はもう止めようじゃないかと発言したところ、突如、「草野理事、あんたがやったらいいだろう」と言われました。新任理事に突如お前やれとは乱暴というか嫌がらせではないですか。「やれと言うならやりますよ、そのかわりお祭り総会はやらない、いいですか」と答えました。もちろんハッタリでなく、その覚悟があっての返答です。
 結局、これも事前に段取りしていていたらしく、大阪で開催するとなりました。場所は未定で、従来のようなお祭り総会ではなく、経費をかけず簡素に行うということになりました。

 私は、定款改正案の修正案を臨時総会に出す前に、会員に対しての意見を聴くパブリックコメントを行うよう求めました。これに対して事務局長から、「草野理事、パブコメなんて出て来るのは反対意見ばかりで、その事務処理も大変、あんなのは止めた方が良い」と反対されました。正に「知らしむべからず、よらしむべし」の封建的な驚くべき考えです。これこそが名古屋総会で改正案が否決された原因そのものでしょう。
 事務局長は改正案作成を終始リードしてきた方で、名古屋総会の第6号議題では専務理事に代わって答弁していました。その答弁が実に役人的で、規則でそうなっているを繰り返していました。つい少し前まで、JARLが公益法人にならないと社会的信用を失い潰れるとまでJARLニュースに書いていた方です。皆さん読んでいますよね。
 名古屋総会では、議題が承認されないと、法人移行が間に合わなくなり、JARLが持つ資産が没収されてしまうと言っていたのです。聞いていたかたも多いでしょう。それにもかかわらず理事会では、タイムリミットではないと答えているんですから、おいおいどうなっているのかと驚きます。こういう方を我々の会費から高給を払って雇用する必要はないと思いますがね。私は新しく発足する改正審議委員会の長谷川委員長に、このような考えの事務局長を再び加えないように求めました。事務職員は理事会が作ったものを粛々と事務処理するのが仕事でしょう。
 JARLが国のパブコメと同じ方式で行う必要はないですよ。理事会で修正案を決める前に、会員の意見を募集し参考にする、これで良いじゃないですか?


以下、第518回理事会報告(その3)へ続く。

by new_jarl | 2010-06-30 00:01  

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