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今までJA1ELY草野を支持して下さった皆さまへ

昨日(11月19日)をもって、臨時総会の委任状の受け付けが締め切られ、本日(11月20日)、臨時総会前の最後の理事会が開催されました。理事会では最後まで改正案の修正を要求しましたが、力及ばず、改正案は原案通りに臨時総会に提出されることになりました。

私に託して頂いた委任状の総数と臨時総会の当日に出席される方々から頂けると予想される支持票を合わせても、定款の改正案を否決するに足る票数が得られないことが、現時点でほぼ確定的となりました。

私は、理事に就任して以来、今まで会員にとって闇の中で行われていた「理事会の内容公開」を実現し、「理事の定年制と任期制の導入」、および、「選挙方法の改正(単記式投票)」を改正案に取り入れることに成功しました。これらの改正点に関しては、JARL改革を掲げた新理事として、その成果に満足しており、私を理事に選出して頂いた皆さまの期待に応えることができたと思っています。

しかし、最後にひとつ残った大きな問題が「JARLのガバナンスのあり方」でした。この問題を争点に、理事会で何回も議論を繰り返しましたが、最後まで合意に至ることができず、不本意ながら、最悪の場合は臨時総会で改正案を否決する以外に解決方法がなくなったことは、先の所信表明で述べた通りです。

このような理由で、私に委任状を託して頂くように皆さまにお願いしてきた訳ですが、定款の改正案を否決するに足る委任状数(票数)が得られなかったという事実は、「現時点では新定款の成立を優先し、ガバナンス問題は新法人に移行後にあらためて議論すべき」という意見が、多くのJARL会員の方々の民意であると解釈しました。よって、会員の方々の民意に従い、私を始め、象さんグループは私は臨時総会で改正案に賛成票を投じる決意をしました。

しかし、今回、私に委任状を託して下さった方々は、決して少なくありません。この事実は、「JARLのガバナンスに問題あり」とお考えの方々が、数多くいらっしゃるという紛れもない証拠です。数的には少数派かもしれませんが、これは会員の明確な民意の表れであり、数の理論だけで無視してはならないと考えます。そこで私は、本日開催された理事会で、私が今までに理事会に提出した修正議案を含めてガバナンス等については十分に審議を進めて、あらためて新法人の社員総会に諮ることを、会長を始め全理事に了承して頂きました。

「それでは生ぬるい! 信用できるか!」という声も出るかもしれませんが、否決できる民意が十分得られない中では、ここまでではないでしょうか。

今後とも、皆さまのご支援とご指導を賜りますよう、お願い申し上げます。

JA1ELY 草野利一

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追伸:
JARL事務局長である大橋氏の「JARLを辞めろ」発言に関しては、改正案の賛否とは全く別の大問題です。この暴言に関しては、今後も理事会で議題として取り上げ、謝罪、責任、および、処分について、徹底的に追求します。

by new_jarl | 2010-11-20 21:30  

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